１２２＋６歩目

テストショットの際の写真です。頭と胴体以外のパーツ用の型です。

作成したシリコーン型（両面の外側を石膏板で補強済み）を平たい輪ゴムでぐるぐる固定して、注型口からレジンキャスト液を流し込みます。

なお、レジンは床にこぼしたりすると除去が大変なので、大きめの段ボールの中で作業しました。レジンを量り取るための電子天秤もビニール袋で覆っています。

1回目はどれだけの量が必要かわからないのでちょっと多めに注ぎ、余った重量を差し引いて実生産用の必要量を算出します。

写真だと35(g)×2と書いてありますが、テストショットでは一部のパーツにレジンが流れておらず、型を修正した結果、40(g)×2になりました。

絵里ちゃんの場合、全パーツ合計では凡そ100(g)×2でした。1/8スケールとしては標準量くらいですかね？

ワンフェスの入場券を兼ねているガイドブックには、1/8スケールなら2kg（1kg×2）で最大20体複製できる！とか書いてありますが、スカートとかが無い水着フィギュアでも結構厳しい、いや実質無理だと思うんですよね…。

ともあれ、複製には決して少なくない額のお金がかかることは間違いありません。
せめて失敗のないように、必要量や作業時間を計算して余裕をもって行うのが鉄則です。